その目線、上から目線かも

みなさんこんにちは。

秋めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今日は、他人への助言の仕方について考えてみようと思います。

上から目線の助言とは

「その助言、上から目線かも」と思ったことありませんか。

学校では2学期、大学では秋学期。
そして企業では下期がはじまりましたね。

新しい期がはじまるということは、その前に休みが挟まったりしています。
この場合だと夏休みだったり秋の三連休だったり。

こういう少し切れ目のある時期というか区切りがある時期に、

「そういえばさ…」
「最近思ったんだけれども…」

とか言って

「こういうことに困っているんじゃない?」
「なんかうまく行ってないんじゃない?」

みたいなことを話しかける時期でもあります。

こういう言い方は上から下へという構図で行わやすいです。。
もちろん言っている方は親切心なんです。
何かあったんじゃないかと気にしてあげている。
配慮しているという意味で、親切心なんだと思うんです。

言われた方も一生懸命

では言われた方はどうか。

子育ては、どなたであったって一生懸命です。
会社だって部下のことを考えて一生懸命育てていますね。

でも親には親の個性があるように、子どもや部下にだって個性があります。 
どこか落ち着きがない社員何かに没頭してしまう社員
ADHDやASDと診断されているお子さん
親は親なりに、うまくいかなことのある子どものことを一生懸命考えてるのです。。
怒られることも多いので、すでに人の何倍もわが子について悩んだり考えたりしているのです。

こういう人たちに、何か悩みあったら聞いてあげるよ、的な声掛け。
言われた方どう思うでしょうか。
考えすぎて頭が痛い、胸が苦しい、不安で眠れないくらい悩んでいるときに、何かあったら聞いてあげるよ、みたいに言われても、上から目線に聞こえたりしないですか。 
言っている方は配慮かもしれないです。
でも、もう十分考えているし、聞いてあげるよなんて、いかにもアドバイスしてあげるみたいな雰囲気で来られても、あなたたちに何が分かるんだろうかって思ったりしますね。

さらに、最近どう?仕事忙しいの?

暗にに子どもに関わる時間が短いよねっていうことを含んでいたり、愛情をかけていないんじゃないかとか、夫婦関係に問題があるんじゃないかとか。
思いつくままに指摘するニュアンスがあるんですよね。
これは本当に大きなお世話なんです。

なので、よかれと思って飲み会に行こうよとか、ご飯に行こうみたいに誘ってあげることはあるけれど、このことばが相手にとってどう受け取られるのかも考える必要があります。

相手のことを思って伝えているつもりでも、すでに相手は精一杯のことがあります。
そんなときの一言は、上から目線に感じられてしまします。
お互い、いろいろな状況の中、一生懸命生きている。
だから、自分のことばが相手の負担になることもあるんだということを知っていただけたら嬉しいです。 それではまた。 
最後まで読んで頂きどうもありがとうございました。

2023年10月10日