信頼と共依存の違い
【信頼と共依存の違いについて】
みなさんこんにちは。
今日は、信頼と共依存の違いということについてお話ししてみたいと思います。
「あの人の言うことだから信用しよう」
「あの人が言ったことは信頼できる」
信頼している方、自分にとってとても信用がおける方っていうのは、人生でひとりくらいいらっしゃると思います。
自分が困った時に、自分に絶対的なパワーを与えてくれる人。
ある意味、自分にすごい影響力を及ぼす人を信頼したくなるものです。
【共依存のリスク】
では、この信頼と共依存はどう違うの。
これは、気をつけておかなきゃいけないところです。
共依存はDVのカップルとか夫婦関係とかにも言われることばですけれども、共依存だって信頼関係はあります。
あるいは、あるように見えます。
「この人の言うことばだから私は信じる」
共依存の方の中にも起きていることなんです。
だから言うこと聞く。
言うことを聞いてしまいます。
これが、共依存が危ないと言われているところです。
例を挙げてみます。
何度も暴力を振る。
必ずその後に泣きながら自分のだめさを嘆き謝罪し、もう二度と暴力振るわないと言う。
あなたはどう思いますか。
共依存状態だと、そのことばを信用してしまします。
この人はそんな嘘つく人じゃない。
この人が言うことだから今度こそ信用しようとか。
この人は私がいないとダメかもしれない。
そういうことを思わされるのも共依存の特徴です。
【信頼関係の特徴】
信頼関係の場合、違いがあります。
この人の言うことは信用しよう、はあっても、
この人は私がいないとダメ、という依存はありません。
共依存になってしまうと、主体的に考えるということができなくなるのです。
なぜならこの人は私がいないといけない、と考える主体が自分ではなくて相手にして行動が決定されてしまいます。
自分で考え、自分で行動をする。
信頼している人が何か言ったとしても、それを判断できる自由が残されているのが信頼関係です。
自分が主体的に判断や行動を決定する自由度が残っているかどうか。
ここの判断ポイントは大事にした方がいいです。
今日は信頼と共依存の違いということについてお話ししました。